冷酷王子は子リス姫を愛でる

メイドがお茶を持ってきたので、飲みながら話す。



「リーナが好きなんだけど…」

「は…?」

「俺って一応将来はアンディの右腕になりたいじゃん?まぁ、父が宰相だし、俺も宰相目指してるし?で、一応爵位も父から継ぐわけじゃん?でも、リーナって靴職人の娘なんだよぉ〜…」

「それは…難しい、のか?」

「兄妹が多いらしくてさ、王宮で働いたらお金稼げるからーって、弟や妹のために頑張ってるんだって…。長女らしいし…」

「そうだったのか。なんか、長女的な感じは確かにするな…」

「これって、周りから反対されるヤツだよね?」

「あぁ、そうだな。まず、リーナはお前の気持ちを知っているのか?」

「知るわけないじゃん。俺が勝手にリーナの水着姿にムラムラしてたなんて、そんな風に思われたらどーすんの‼︎」



いや、そんなこと思わないと思うのだが…。



リーナか…。



宰相、厳しい人だからな…。



でも、アレンもリーナも適齢期。



そろそろ見合い話しの一つや二つ、出てくる頃だろう。