冷酷王子は子リス姫を愛でる

なんか、主従関係が出来上がってる気がする…。



「ジェードだ、お前は」

「ジェード…?」

「あぁ、お前の名前だ」

「わかった」



それから、私とリーナを部屋から出して、3人で話をしていた。



何を話しているのかわからないけど、アレン様は納得するかしら…。



「ジェードって、宝石ですよね?」

「そうね。きっと、気に入ったのよ、あの髪の色が」

「そうですね。なんだか不思議です。殿下はもっと怖いイメージでしたから」

「私も怖いと思っていたわよ。でも、本当はすごく優しい人」

「はい、優しいです」



それより、船に乗ってると気付いた瞬間から気持ち悪いのだけれど…。



ねぇ、なんで私、気付いてしまったの?



瞬間移動して、ジェードのゴタゴタで忘れていたのに。



もうすぐ港に着くというのに‼︎



どうして気付いてしまったのよっ‼︎



「うっ、気持ち悪っ…」

「キャサリン様っ⁉︎今更ですかっ⁉︎」



早く、帰りたいです…。