冷酷王子は子リス姫を愛でる

食事が終わって、サネルと酒を飲む。



この国の酒は強いので、酔わないようにしなければ…。



サネルの自室に初めて入ると、部屋の外には大きなプールがあり、そこに足を浸した妻たちが楽しそうに話をしていた。



「わだかまりはなくなったようだな」

「うん、なんかね、俺がプレッシャーかけてたらしいね」

「お前が?」

「早くターシャとの子どもが欲しかった。できれば男で、ターシャに似てる王子がね。それをターシャに何気なく言ったことを、気にしていたようだ」

「それが原因だったのか」

「まぁ、それだけじゃないけど…。俺がターシャを追い詰めていた。泣かれたし、愛してるとも言われた…。心が…痛かったよ」

「気持ちはわかる。俺も、お前と変わらない」

「辛いわー、王子って」

「まぁな…」

「ありがとう、アンディ。キャサリンにも、感謝してるって伝えといてくれるか?」

「あぁ、わかった」



まだ元に戻るまでには時間がかかりそうだと言っていたけど、とにかくよかった。