冷酷王子は子リス姫を愛でる

次の日は色々な物を買った。



ドレスにするための生地や、この地ならではの調理器具。



「カワイイ…」



珍しくネックレスなんかを欲しがったキャシーにネックレスを買ったり。



まぁ、この前マリアンヌとデイジーに贈ったものよりも遥かに安物だったのだがな。



「次は?」

「美味しいものが食べたいです‼︎」



街で人気の店に入って、魚介類を堪能する。



手掴みで食べるものが多いリッカーで、躊躇なく手掴みのキャシーの、そういうところが好きだ。



俺は少し抵抗があるのに。



明日は帰らなきゃならないので、やりたいことはやらせたい。



「ラクダに乗りたい?」

「はい‼︎砂漠があるって、ターシャが教えてくれたんです」

「行ってみよう」



砂漠にも行き、豆を作るところも見た。



この国をだいぶ堪能したと思う。



夜はサネルとの食事。



ターシャが隣に座り、笑っていた。



「これから、色々と難しい立場になるけど、アンディとはいい関係を築いていきたいと思ってる」

「俺も思ってる。夫婦ぐるみでな?」

「うん、よろしく頼む」



どうやら、うまくいったようだ。