冷酷王子は子リス姫を愛でる

バーベキューというものは『焼いて、食べる』ものだった。



キャシーのいい笑顔が見られて、俺の心も満たされる。



夕食後のゆったりした時間に、海に出たいというキャシーと浜辺を散歩する。



アレンとリーナは少し距離を置いて着いてきている。



「明日はどこへ?」

「買い物三昧。あっ、食材は程々にな?お前の冷凍術でも、さすがにこの暑さでは溶けてしまう」

「はぁい…。あっ‼︎リオ王子とルイ様とデイジー様にもお土産買わなきゃ‼︎」

「ルイの喜ぶ顔が目に浮かぶ」

「リチャードは何がいいかしら」



他愛もない話をしていたら、スッと俺の腕にキャシーの腕が絡み付いてきた。



また可愛いことを…。



「く、暗いからですよ?転んだら恥ずかしいので…」

「クククッ、俺に触るのに理由が必要なのか」

「だ、だって…私だってアンディに触りたい…とか、思うことも…あるのです…」

「大歓迎。そういうの、もっとしてくれ」

「精一杯‼︎なので、顔を見ないで…」



可愛いリス…。