冷酷王子は子リス姫を愛でる

シュナウトへ来た時も、半分は仮病だったのよ、と、苦笑いで教えてくれた。



「アンドリュー様は、私に子どもができなかったら、どうします?」

「マリアンヌと作るしかないのだろうな」

「そうですよね…」

「マリアンヌと俺の間に子どもが産まれても、愛せる気がしないのだ。それをわかっているから、作りたくない。俺やルイのように、親の愛を知らない子どもに育ってしまう」

「そんなことないと思います。アンドリュー様はきっと、その子のことをちゃんと愛せます」

「どうだかな…。俺だって悩んでいないわけではないのだ。次の王としての責任も果たさなければと思っているのに、心が着いて行かない」



そんなところは変わってない。



私が好きになった人も、ちゃんといる。



「頑張ってくれよ?」

「はい‼︎」

「最低でも3人は欲しいな…」

「頑張ります‼︎」

「よかったよ。喜んで俺に抱かれてくれるみたいで」

「へっ⁉︎」

「クククッ、愛してる、キャシー」



私、頑張りますから。