冷酷王子は子リス姫を愛でる

どんなあなたでも受け入れる。



私はそう決めたの。




「アンドリュー様?」

「ん?」

「大好きです」

「…………そんなに可愛いことばかり言ってると、本当に子どもができてしまいそうだな」

「こ、子どもっ…」

「夜まで待てるだろうか」



だから、真顔で言わないでくださいっ‼︎



アンドリュー様が強引になっちゃったよぉ…。



いやではないけど、ね?



「子ども、と言えば…ターシャに、ちゃんとサネル王子と話してってお願いしたの」

「おっ?反応は?」

「了承はしてくれたけど、素直になれるかしら…」

「本人たち次第だな」

「うん、うまくいくといいけど…」



頑張って、ターシャ。



『サネルのことは愛してるの。でもこのまま私に子どもができなかったら?王子を産めなかったらって考えたら…失望させるくらいなら、そんな期待は持たせない方がいいんじゃないかって』



だからサネル王子をあんなにも拒否していたのだと、そう悲しそうに教えてくれた。