冷酷王子は子リス姫を愛でる

キャシーとの子どもは欲しい。



女でも、男でもいい。



絶対に可愛いだろうし、キャシーに似てくれたら大いに嬉しいと思う。



時期はいつでもいいと思っているが…。



早く出来てくれた方が、周りからのプレッシャーは減る。



それにマリアンヌなんかと、子作りしたいとも思わないもんでな。



その恥ずかしそうな顔も、我慢している声も。



たまらなく愛おしい。



疲れ果てて眠る頭を抱きしめると、フィンが話しかけてきた。



『堪能できたか?』

『いや、足りないな』

『で?あの忌々しい石は着けないのか』

『着けなくてもお前は出てこないだろう?』

『あぁ、怒られたくないからな』

『だんだんわかってきたのだ、お前との関わり方が』

『へぇ?どんな?』

『俺はお前を受け入れなければならないんだと、そう考えている』




フィンは俺の闇の部分だ。



俺が今まで否定し、拒絶していたのだと、やっと気づけた。