冷酷王子は子リス姫を愛でる

まぁ、俺たちがどうこう話したところで、サネル達の関係が変わるわけではないのだ。



この時間を、ゆっくり楽しみたい。



「どうにかなるといいのですけど…」

「優しいな、キャシーは」

「そんなことないです。フィンには冷たいです…」



そうでもなさそうだが?



フィンが今までにないくらい大人しいし。



俺が眠っている間にフィンが出てきたと聞いて、何かあったのだろう?



フィンに体を許したなんてこと、キャシーに限ってはあり得ないと思うし。



今のもう1人の俺は満たされているみたいだし?



「俺も満たされたいのだが」

「へっ?なに?」

「さてと、ピアスでも外すかな」

「そ、それ…どんな意味ですか…?」

「さぁ?どんな意味だろうな」

「意地悪アンディ…」



全て外したピアス。



久しぶりに、キャシーを堪能させてもらいたい。



だって、今はハネムーン。



帰れば、ゆっくりしてもいられないかもしれない。