冷酷王子は子リス姫を愛でる

【アンドリュー】



とても暑い。



まるで夏のようだ…。



着ていたものを軽くしても、やはり暑い。



「うちの国の服に着替えればいいじゃーん…」

「涼しそうだな…」



勧められて着替えたこちらの服は、ゆったりとしていて風通しも良い。



日差しを遮るための特殊な加工がしてあると、サネルは自慢げに教えてくれた。



ここはそういう技術者が多いのだと。



「可愛いな、娘というものも」

「そうでしょー?ほら、こっちはまだ8ヶ月」

「いや、俺は抱けん。属性が違えば殺してしまう」

「は?どんな原理?」

「お前は火属性だろう?基本的に同属性しか受け付けないのだ」

「じゃあ、風属性のターシャが触れたら?」

「吹き飛ばすかもしれん」

「大変だな、アンディ…」



『お前のせいでな、フィン』

『いやいや、最近慣れてきたんだって。キャシー、全部の力持ってるし。こればっかりは拒絶反応みたいなものだから仕方ないだろー』



と、言うことらしい。