冷酷王子は子リス姫を愛でる

一緒に横になって、旅の疲れでうとうと…。



珍しく、アンドリュー様が先に眠った気がした。



疲れているのね、きっと。



「キャシー…?」

「えっ?起きてらっしゃったんですか?」

「あぁ、お前が欲しくて眠れないのだ」

「…………フィンね」

「なぜバレる?」

「アンドリュー様はそんなこと言わないもの」

「言わないだけで、思ってるけどな」

「えっ、そ、そうなの…?」

「お前を魔力切れにしたのを、相当悔やんでいるようだから、我慢して手を出さないだけ。毎日こうして隣にいて…この男が何も思っていないわけなかろう?」

「いや、旅先ですし…」

「この旅行でオヤジとアレンのオヤジに子どもを仕込んで来いと、散々言われていたというのに」



どれだけ後継が欲しいの…。



そんなの、仕込んでできるものなの?



「いつ死ぬかと、ヒヤヒヤしているようだ、アイツらは」

「陛下、たちが…?」

「あぁ、ひ弱だからな、この体は。お前に出会ってから、こんなにも体調がいいというのに」



私の力は、とても心地がいいらしい。