冷酷王子は子リス姫を愛でる

私は知っているの。



アンドリュー様がどれほどアレン様に思われているのか。



「親友、なのでしょう?」

「まぁ、そうだな。宰相の息子だと、城に度々連れてこられて、魔力も合うのでよく一緒に遊んだ」

「そうなのですね。小さな頃のおふたりは、きっと可愛かったんだろうな…」

「真面目だったぞ?キャシーのように城を抜け出したり、したことがない」



またそうやって、私の野生児時代をからかうんだ…。



アンドリュー様の、バカ…。



「って‼︎なんで一緒にお風呂にっ⁉︎」

「何も言わないお前が悪いのではないか」



さりげなく着いてきて、さりげなーく一緒に入って‼︎



当たり前のようなその行動に、私もそろそろ気づいた方がいい…。



体を温めて、用意していただいた夕飯をふたりで食べた。



警備体制はこちらでも整えてくれているので、今日はゆっくり休める…。



「うるさい、フィン」

「フィンが、なにか?」

「なんでもない。アイツは欲望の塊だ。気にするな」



フィン、きっといやらしいことを考えているに違いない…。