一緒の布団に入り、朝までくっついて眠る。



この幸せは、なんとも言葉にできない。



全てが満たされなような、そんな感覚に陥るのだ。



「アンディ、おはよう」



そう言って毎朝、幸せそうな笑顔で起こされる。



朝は一緒に朝食をとれる。



「ん?これは…?」

「ミーソ汁って言って、ミーソスープね。あと、この白いのがお豆腐っていうの。初めて作ったから、失敗するかなーと思ったのに、案外簡単にできたの‼︎」

「まさか、朝からキャシーが…?」

「ダメ、だった?やっぱり、パンの方がいい?」

「ハァ…」

「えっ、ごめん、なさい…?」

「違う…。見逃したのだ…」

「なにを?」

「ここで料理をするキャシーを」

「…………」

「絶対楽しそうに作るのだろう…?」

「…………」

「次こそは、絶対‼︎」



他のヤツらは見たことあるのに、俺だけがないなんて…許せないだけだ。



「あっ、うまい…」

「よかった…」

「気が向いたら、また作ってくれ」

「う、うん…」



絶対見てやる、料理姿。