冷酷王子は子リス姫を愛でる

普通なら俺に絡んできた時点で不敬罪で捕まっていたのだぞ…。



まぁ、そんなところが、この職人だらけの場所で受け入れられたと言えるのかもしれないが。



他のものは地面に膝をつき、頭を下げているというのに。



「おぉ、これはすごい。いいショーユができそうだ」

「頼んだぞ。この事業にはお前達の腕が必要だ」

「キャサリン様のためだ、任せてください」



マリーナル国民に絶大な支持を受けているキャサリンのおかげで、ショーユ事業は大丈夫そうだ。



リオ、よくやってくれた。



大変なのはこれからかもしれないがな。



見学が終わり、城に戻って執務に励む。



もうすぐ、サネルの国、『リッカー国』へのハネムーンだ。



気合が入らないはずかない。



毎日のキスのおかげで、体調もいいしアイツも大人しい。



拗ねてるのか、俺が話しかけてもツンとしているのだ。



もしかすると、キャサリンにフラれたことが響いているのかもしれない。