冷酷王子は子リス姫を愛でる

久しぶりにモリモリご飯を食べて、お仕事があるアンドリュー様を見送る。



「離れたくないな…」

「お仕事が終わらなければ、ハネムーンに行けませんよ?」

「それは困るな。張り切って終わらせてくる。あっ、弟君が会いたがっていたぞ。まだこの城に滞在している。会いに行くといい」



そう言ってもらったので、ジョアンとリーナと、リチャードの部屋を訪れた。



あっ、ルイ様‼︎



「キャサリンお姉様‼︎」



パタパタとテトちゃんを抱いたまま走ってきたルイ様が、可愛すぎる。



背中に羽が生えてないか疑うほどの天使スマイル。



「この前は、ありがとうございました」

「ムリはなさってないようで、安心しましたよ」

「はい‼︎リチャード殿が、沢山遊んでくれます‼︎」



どうやら、結婚式でこちらへ来てからルイ様と毎日遊んでくれていたようだ。



ダブル天使…。



「姉様、来月からしばらく、この国の王立学校で勉学に励むことになりました」

「えっ⁉︎」

「この大都市で、勉強させていただきます、王太子妃様」

「姉様でいいわよ‼︎それにしても…リチャードが近くにいるのね‼︎嬉しいっ‼︎」



突然の朗報で、寝込む前より元気になった気がした。