冷酷王子は子リス姫を愛でる

考えればわかることだったのに…。



あの悪魔、酷すぎる。



「お前と触れ合うときは外すようにする。完全に、俺が浮かれていたせいだ」

「いいです、そんなこと。幸せの方が、大きいです…」



まだ眠くて、抱きしめられて目を閉じて。



その日から2日、寝て、少し目覚めて、まだ寝ての繰り返しだった。



よし、回復っ‼︎



「朝です、アンドリュー様」

「んっ…?もう、いいのか…?」



寝起きで掠れた色っぽい声に頷けば、布団に引きずり込まれた。



ギューっと抱きしめられる。



とても心配をかけていたんだと思ったけど、それがとてもうれしく感じてしまう。



「お前を失ったら生きていけない…」

「大丈夫、私、結構頑丈なの」

「俺からしてみれば、小動物にしか見えない…」

「リス…ですか?」

「あぁ、リスだ」

「そんなに可愛くありません…」

「ははっ、俺にとっては世界一可愛いのだがな」



もう、大丈夫。