冷酷王子は子リス姫を愛でる

ひたすら眠って、魔力の回復をしたいのだけれど、まだダルさが抜けない。



こんなにキツイのね、魔力切れって。



「キャシー?大丈夫か?」

「アンドリュー様…?」

「魔力切れかもしれないと聞いて飛んできたのだが…」

「眠いのです…」

「医者を連れてきたから、診てもらうといい」



やっぱり魔力切れだそうで。



魔力の補助をする薬を点滴。



よくなるかしら…。



また眠って、人の気配で目覚めると、点滴は外れていてアンドリュー様が隣に横になっていた。



「お仕事は…?」

「終わった。もう寝るだけだ」

「そうなのですね、少し、楽になったように感じます」

「お前の魔力を奪ったのは俺だ」

「わかってて奪いましたか…?」

「この体に刻まれた陣と、ピアスの石のせいもある。負担をかけてすまない…」



そうか。


魔力制限のための石は、確かに私に触れていた。



それに、裸で抱き合った。



それが、私の魔力を奪った元凶だと、お医者様が言っていたそうだ。