冷酷王子は子リス姫を愛でる

次の日はアンディの気配で目が覚めた。



逞しい背中が、惜しげもなく晒されていて、着替えるためにシャツを羽織る姿が、なんだか官能的。



「どこ、へ…?」

「起こしてしまったか。今日からしばらく、通常業務だ。まだ寝てていい。声が掠れてるな」

「それ、誰のせい…」

「俺だな。どうやら、俺はお前をベッドから出したくないようだ」

「えっち…」

「辛くはないか?」

「体調、最悪です…。ダルいし、なんか…眠いし…でも、起きなきゃ。さすがに2日もベッドで過ごすわけにはいきませんもの」

「構わない。リーナには俺が悪いと伝えておいた。ゆっくり休んで、夜のために体力をためておいてくれないか?」

「…………殺す気ですね、アンディ。あっ、もしかして魔王…?」

「はははっ、俺も大概アイツに似てるのか?アイツの名前はフィンだ。アイツにお前を抱かせるようなことは、今後一切ない」

「信じています…」



確かに、昨日はアレから出で来なかった。



アンディが、押さえているのかしら…。