冷酷王子は子リス姫を愛でる

出会うことが、当たり前だったような気がする。



お風呂から出ると、テーブルにはキレイなご飯。



「うわっ、なんか華やか‼︎」

「新婚だし、昨日が初夜だったし?そんな意味だろう」

「それはそれで…恥ずかしい…」

「いいではないか。これも、俺たちに向けられた祝福なのだから」

「そうですね。お腹がはち切れるほど食べようと思います‼︎」



これがアンディ。



堕落する?



そんなことしない人よ。



私が好きになったのは、あんな悪魔ではなく、この誠実で慈悲深い人。



「愛してます、アンディ」

「…………腹は八分目で頼む。食後の運動に支障が出ない程度に」

「運動するのですか…?私も?」

「あぁ、一緒に汗をかこうか、キャシー」



その日は部屋から一歩も出られなかった。



疲れて、眠って…起きたらまた疲れて。



アンディの愛情は、デイジー様に借りた本より情熱的なことを思い知らされた。