冷酷王子は子リス姫を愛でる

キャシーがデイジーとお茶を飲む仲になったと聞いた。



あとは、サネルの妻とも話したと。



「マリアンヌは大丈夫か?」

「まぁ、そうですね。嫌味は言われますけど、気にしていません。先程はアンドリュー様に呼び出されたと喜んでおいででしたよ」

「あぁ、土産をな。アレンが適当に選んだネックレスだ。キャシーはキノコの方が喜びそうだったのでな」

「それって、なんだか微妙です…。私も欲しかった、キラキラしたもの」

「本当に?」

「…………キノコの方がほしいです」



そう言うとこがたまらないのだ。



本当に可愛い…。



「マリーナルでキャサリン王女の幼少期の話を聞いて来たぞ」

「どんな話だったのですか?私、なにかやらかしていたのでしょうか…」

「…………魔法学が得意で、魔力量も高く、民には平等で子どもや年寄りに優しい完璧な…野生児姫だったと」

「もう‼︎ひどいっ‼︎野生児だなんてっ‼︎たしかに…お城抜け出して探検に行ったりはしてましたけど…」



やっぱり、野生児だったのか。