冷酷王子は子リス姫を愛でる

誰かに急かされでもしたのか?



「ですが、キャサリン様とは子作り以外でもそういうことをなさりたいですわよね?」

「なっ⁉︎」

「あぁ、女の私がなにを言うんだと思ってらっしゃることは置いといてくださいませ。キャサリン様はお子様脳ですわよ」

「お子様…」

「殿下が欲望剥き出しでキャサリン様に迫ったりしたら…嫌われてしまうかもしれませんからね。そんなこと、絶対嫌なのです」

「デイジーは…、キャシーを押すと言うことなのか…?」

「もちろんです。私は殿下に興味がない。側妃に収まり、このまま好き勝手生きていければ全く文句など出ませんわ」

「はははっ、面白い女だな」

「あんな家に帰るくらいなら、ここであなたの子を生んだ方がマシなのですよ」



デイジーの生家は、王家の血を引く公爵家だ。



夫婦の仲は不仲だと聞いたことがあるな…。



「できれば、生みたくないですが…」

「それには同意する。私はキャシー以外、いらないとも思っているからな」

「そういうとこよっ‼︎あぁ、ステキですわ‼︎」



ネックレスの『ステキー』と、別物に聞こえるのだが…。