冷酷王子は子リス姫を愛でる

一応、王子ということで見た目も考慮しなければならないらしい。



「いや、舌だって見た目的におかしいだろ…」

「なら、目玉を取り出して石を埋め込みましょうか?」

「絶対ヤダ」

「他にもありますよ?南の方の島の王族はヘソにピアスを開けると聞きます。それと、乳首…」

「殺すぞ…」

「でしょ?ヘソはいいとしても、さすがに…オッパイはねぇ…」

「もういい。早くやれ」

「イヤだ。そんな拷問みたいなこと、僕できない。医者を呼ぶから、やってもらって」



おい、話し方が素になってるぞ、アレン…。



舌へ穴を開けることは後日となり、とりあえず、耳にはもう一つ穴を開けた。



「本気で、これ以上は耳はダメですからね。王子っぽくない…」

「仕方ないだろ。ネックレスでは、効果がなかったんだから」



ネックレスのような、体から離れるものは効果がなかった。



指輪にも石は入っていて、ブレスレットでは効果なし。



いっそ、この石を飲んでしまおうか。



そう思うほど、俺の体は悲鳴を上げている。