冷酷王子は子リス姫を愛でる

その言葉に、私は囚われる。



あぁ、私も殿下が好きなのか。



優しく触れる指も、見つめるブルーの瞳も。



いつから?



そんなこと、わからないくらい前からかもしれない。



この人のために生きていきたい。



心の奥の方から、そんな感情が湧き上がってくる。



「お前を正妃に選んだのは、その力ではない。俺が、お前を欲しいのだ。愛なんか望めないと思っていた俺にとって、お前は光そのもの。だから、お前も俺を愛してくれ…」

「殿下…」

「自分勝手なことをして嫌われたら、元も子もないな。この辺でやめておくことにしよう」



離れた殿下の服を、咄嗟に握ってしまった。



私もちゃんと、伝えないと。



あげられるものがあるなら、全部あげてしまいたい。



「好きです、アンドリュー様…」

「えっ…?」

「私も…お慕いしております…」



信じてもいいって、父が言っていた。



この目は、大丈夫だと。