冷酷王子は子リス姫を愛でる

お妃教育だと、始まったお勉強で教えられたし…。



生々しい挿絵に、頭がクラッとして、ほとんど覚えてないわけで。



『まぁ、こう言ったことは殿下にお任せすればよろしいです』



それだけは鮮明に覚えている。



それを、今すると…?



「あのっ、その…」

「相手は船乗りとのことだったな?」

「はい‼︎そ、そうですっ‼︎船長さんだと‼︎」

「了解した。で、この話は終わりだ」

「終わり…ですか?」

「あぁ。今から、お前がどうしてもして欲しいらしい、お仕置きの時間ってこと」

「おし、おき…?んなぁっ‼︎でんっ、ああああ、アンディっ‼︎ごめんなさいっ‼︎私のバカっ‼︎」

「バカだな、本当に」



コトっとワイングラスをテーブルに置いた殿下が、隣に座る私にグッと体を寄せた。



いつもの殿下の匂いではなく、なんだか…爽やかな匂いがする…。



寝る前ってことは、お風呂に入ったということだろう。



とてもいい匂いで、頭がクラクラしてきた。