冷酷王子は子リス姫を愛でる

怒りを露わにするマリアンヌは、プルプルと震えている。



さて、ここで釘を刺さなければ。



「今日から、キャサリンは立場が上になる。その意味、わかっているな?」

「わか、りません…。納得できませんっ‼︎私のどこがあの女より劣っていると言うの⁉︎」

「キャサリンは、お前の方が正妃に合ってると、お前を推してきたが?お前は自分のことしか考えてないようだな」



唇を噛み締めて、相当悔しそうだ。



これは決まったこと。



ルールは守ってもらう。



「キャサリンに対し、この前のような毒を送るなどの行為が発覚した場合、王族に対しての不敬とみなし、死罪とする」

「そんなっ…」

「お前は周りが見えてないのか?目の前にいる男が、どんな男かということが。これ以上口を出すようなら、喋れないように首を飛ばそうか」

「ひっ‼︎」

「わかったなら大人しくしておくことだ。破棄してほしいなら、申し出るといい」



脅しはこれでいいだろう。