冷酷王子は子リス姫を愛でる

どうして私が正妃なのかってこと‼︎



「ですから、殿下はどうして私を選ばれたのですか?光の力なら、いつでも使って差し上げますと、昨夜も申しましたよね?」

「それを聞きたいのか?」

「はい。だって、マリアンヌ様を正妃にした方が、殿下も楽になるのではないでしょうか?」

「キャシーは学習能力がないのか?」

「へっ⁉︎」

「次、『殿下』と呼んだら何にも答えてやらん」



拗ねた…?



可愛い…。



えっと、アンディ、アンディ、アンディ…。



あぁ、絶対殿下って呼んじゃうよ…。



「ならアンディ、教えてください」

「俺はマリアンヌのような他人に毒を盛って平気な顔をしていそうな女は嫌いだ」

「そんな、毒を盛って平気な人なんて、殺人鬼くらいしかいないのでは…?」

「…………だからお前がいいのだ、キャシー」

「ふわぁ‼︎」



耳元で囁かれると、背中がゾワゾワする。



私、なんだか殿下に遊ばれてるような気がする…。