rikulu bulls

俺は凄い風にあたりながら白虎に尋ねる。


「な、なぁ白虎。」


「ん?どうしたんだ?」


「お前…どれだけの速さなんだ…?」


「あー…時速…500㎞ぐらい?」


「へぇ〜…ん?」


…は?

此奴…今なんて?

500㎞…?





























「はああああああああああああ!?」
























流石に驚くわ!!

時速500㎞!?

流石と言えば流石だけど!!

思いっきり大声で叫んでしまった…。


「うるせぇよ小説馬鹿。」


「誰が小説馬鹿だ!!」


ついでに突っ込んでやった。

何だろう…。

信頼した俺の気持ちを返して欲しい。


「はぁあ…」


白虎に聞こえるくらいのため息を吐く。



































暫くして…。


竹林に入ったところで白虎は速度を落とした。

竹林の隙間から刺す月明かりが道を示すみたいに大きく開けた場所を照らす。

其処には綺麗な和風の屋敷があって近くには大きな滝が流れていた。


「うわぁ…」


思わず俺は歓声を上げる。

すごく、綺麗だった。

いや幻想的と言うべきか…。

まるで異世界に来たみたいだ。


「白虎、ココはお前の家なのか?」


「まぁそんなところだ」


「…綺麗だな…四神というだけはある」


「地味にディスるな」


「そんな言葉しってるんだ?」


「煩い。さっさと中に入れ。」



中は意外とこじんまりとした感じだった。


四神の家は全部こんな感じなのか?



「今失礼なこと思っただろ」



「…バレたか」



「俺の家はこうなんだ。他の四神は知らん」



「…白虎様は随分欲がないようで」



「ぶっ飛ばすぞ」



「そこ即答すんのかよ」



なんとなく、不思議な会話をしてみる。