「今はもうプライベートだ。だからもう我慢はしないし、そのつもりで誘う。だから、白石もうなずくなら、そのつもりでうなずいて欲しい」 真っ直ぐな目に射抜かれるようだった。 北川さんが告げるひと言ひと言が〝好き〟だという意味を持って聞こえ、私のなかのそれが感化される。 「俺の部屋に寄って行くか?」 北川さんの誘いに、耐えきれなくなって「好きです」と答えると、北川さんは呆れたように、でも楽しそうに笑った。 番外編 FIN