男の子はそう言って、持っている恐竜のぬいぐるみを強く抱きしめた。
怖いんだろうなと思った。
不安でたまらないんだ。
「私の名前は葵っていいます。このお兄さんは幸人くん。良かったらお友達になろう?」
「お友達……。それだったら名前言っても大丈夫なのかな」
男の子はまだ不安そうに、でも小声で呟いた。
「ゆ、……勇気」
「勇気くん?」
男の子はうなずいて、
「お母さん、探すの手伝ってください」
と泣きそうな声で言った。
幸人くんはヒョイッと勇気くんを抱き上げた。
「勇気、いくつ?」
勇気くんはためらいつつ、片方の手を広げて幸人くんに見せた。
「5歳ね。しっかりしてるなぁ」
幸人くんはそう言って、勇気くんの頭を撫でた。
怖いんだろうなと思った。
不安でたまらないんだ。
「私の名前は葵っていいます。このお兄さんは幸人くん。良かったらお友達になろう?」
「お友達……。それだったら名前言っても大丈夫なのかな」
男の子はまだ不安そうに、でも小声で呟いた。
「ゆ、……勇気」
「勇気くん?」
男の子はうなずいて、
「お母さん、探すの手伝ってください」
と泣きそうな声で言った。
幸人くんはヒョイッと勇気くんを抱き上げた。
「勇気、いくつ?」
勇気くんはためらいつつ、片方の手を広げて幸人くんに見せた。
「5歳ね。しっかりしてるなぁ」
幸人くんはそう言って、勇気くんの頭を撫でた。



