恋愛(ラブコメ)
完

- 作品番号
- 1575904
- 最終更新
- 2019/10/02
- 総文字数
- 6,339
- ページ数
- 6ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 33,682
- いいね数
- 9
大学進学を機に、二人とも実家を出て一人暮らし予定だったが母親たちの陰謀で大学進学とともにルームシェアで一緒に暮らすことになっちゃって……
それから、もうすぐ四年。
お互い卒論も無事に終わり、就職でも内定をもらい、無事に卒業に不安も無くなり、落ち着いた大学四年の二月……。
さぁ、察してほしい。
この二人の関係に変化は訪れるのか……
川瀬さん&坂野さん ヘタレ男子企画 参加作品
キーワード
ヘタレ男子、幼馴染、メガネ男子、同棲
この作品のレビュー
ふたりは長い、長い両片思いを抱えつつ、バレンタインという恰好のイベントを前にいよいよ一歩を踏み出す。
果たしてその一歩は、同じ方向を向けるのか?!
なんて、小さな煽り文句を入れたくなるような可愛いお話です。
意思を持って用意したプレゼントが、意図せず見えてしまったチョコレートによりふたりがそれぞれに動き出す。関係を一歩前進させたかったのはお互いに同じなのに、見えてしまったチョコレートに“別の場所”へ踏み出そうとした奈子と、見つけてしまった賃貸情報に逃してはいけないと“同じ場所”へ向かう為の一歩を踏み出した太一。ヘタレだって、逃してはいけない瞬間を知っている。
じれったいふたりは、この後どんな恋人同士になっていくのかな?これからを想像するのも楽しみなお話でした。
互いの両親からのとんでもない提案から四年。
同居した幼馴染みの男女は、今も幼馴染みのままで……。
もうすぐ就職。諦めて離れるにも片思いを続けるにも、今が決断の時。
そんな男女のお話です。
言いたいけど言えないもどかしいふたりが、短編に濃縮されていました。
ヘタレな彼がようやく見せた勇気を、どうぞご確認ください。
この作品の感想ノート
織原さん
この度はヘタレ男子企画にご参加頂きありがとうございました!
ふたりは距離が近すぎたから逆に何も言えなくて、タイミングを逃してしまったのですね。ううん、じれったい(笑)
ヘタレ男子の恋愛小説の醍醐味の一つといえば“ヘタレ脱却”にもあると思いますが、それが見事に書かれていて素直にふたりを応援したくなりました!
お母さん方はノリノリで、きっとふたりが恋人になったことを喜んでいるのでしょうがお父さん方の反応が知りたい(笑)でもきっと、そんなお母さん方をお嫁さんに選んでるくらいだからお父さん方も案外ノリノリなのかな?なんて。
素敵なお話をありがとうございました(*^^*)
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