「あぁ、てっきり私が自室に戻ったあとやっているのかと」 「やってたらこんな焦ってないよ。どうしよう、このままじゃテストの点数壊滅的……」 赤点なんか取ったものならお父さんが何を言い出すかわからない。 せっかく美菜子という大切な友達ができたのに、またお嬢様学校へ連れ戻される可能性だってありうる。 まさに大ピンチだ。 「では……ティータイムの時間を使って勉強教えて差し上げましょうか?」 そういえば前に成績は学年トップだって言ってたっけ。 それならすごく心強い。 「お願いっ!!」