「うたちゃん、他にも何か言ってた?」
「陰陽師みたいだねって……」
そう言った途端、三門さんは小さく吹き出していつもの顔に戻った。「うたちゃんらしいね」と呆れたように肩を竦める。
三門さんは木尾取り直すように胸の前で手を叩くと、妖の子どもたちを見回す。
「みんな、僕これから社務所でお仕事だから、お外で遊んできて」
ええー、と口をとがらせる子どもたちの頭を撫でた三門さん。彼らに草履をはかせて、社務所の外に連れて行く。
「ババ、お願いね」
「はいはい、分かったよ」
腰を叩きながら立ち上がったババは、小上がりを降りて草履をはくと子供たちの背中を押しながら社務所から出て行った。
戸を閉めた三門さんは、そのまま何かを背を向けたまま固まってしまった。
「……三門さん? 三門さん!」
「ん、あ、ごめんね。考え込んでた」
恥ずかしそうに頭を掻きながら戻ってきた三門さん。先ほどの写真をもう一度見せてほしいと言われたので、画面を開きながら尋ねた。

