あやかし神社へようお参りです。②



 また通知音が鳴って一枚の写真が送られてきた。写真をタッチして表示するなり、三門さんの目つきが変わった。


 「直ぐうたちゃんに電話して」

 「は、はい……!」


 トークアプリの通話機能を使って詩子に電話をかける、一コール目で直ぐにつながった。


 『もしもし麻?』

 「うん、私。今大丈夫?」

 『大丈夫。そこに三門くんもいるんだよね。丁度良かった、連絡しようと思ってたの』


 険しい顔をした三門さんが「電話を替わって」というジェスチャーをする。三門さんに代わるね、と前置きを入れてスマートフォンを渡した。


 「うたちゃん、写真見たよ。今もそんな感じなの?」


 三門さんの問いに、さっき見た写真を思い出す。三門さんの達筆な字で何かが書かれた長方形の御札は、炭で汚されたような跡が一面に広がっていたのだ。一目見ても異様な光景なのだと分かった。何か悪い予感がする。