極愛恋情~敏腕CEOに愛し尽くされています~

 背中からするすると滑り落ちてきた織のしなやかな手は、次にウエストを撫でる。
 ベッドに押し倒された拍子に服が乱れていたようで、僅かな隙間に指が入り、直に肌に触れられた。

「ひゃ、あっ」

 早く離れようと思っていたのに、今ではそんな意思とは裏腹に自ら織に身体を密着させている。

 もちろん、故意じゃない。与えられる刺激に耐えようとして、勝手にそうなっているだけだ。

「ちょっ、な、なにして……ん、のっ」
「ん? サイズチェック。たぶん、麻結は高校のときから体型変わってないかな」
「しっ、失礼な! ちゃんと成長して……」

 学生時代から変わらないだなんて、心外だ。

 そんな思いで勢い任せに口走ったことを、すぐに後悔する。

「ふうん。それってどのへん?」

 織がわざとらしく口元を緩め、手を動かし始める。

「やめて! もう! セクハラ!」
「いやだ」

 羞恥に耐えきれなくなって声を上げたら、織に頭から抱かれるようにすっぽりと身体を包まれる。

「五年も離れてたんだ。まだまだ足りないよ」

 心臓がまた跳ねる。

 織の体温を全身で感じながら、彼の鼓動を聞く。

 たぶん、私と同じくらい速い音。
 背中に回された手は力強くて、本当に私を必要としてくれているのが伝わってきた。