材料部に話を通し、一度自分の部署へ戻る途中、吹き抜けから見下ろしたロビーに織を見つけた。思わず足を止めて織を目で追う。
『ウエディングドレスのデザインが、予想外にもソフィアさんに気に入ってもらえたみたいだよ!』と今すぐ声をかけたい。
が、場所を考え踏みとどまる。
本当は直接会って伝えたいけど……とりあえずあとでメッセージを入れておこうか。
そんなふうに考えていたら、織の元にソフィアさんが現れた。彼女は織に駆け寄って、腕を絡めて笑顔を向けている。
ごく自然に隣に寄り添って……彼女はなんて穏やかな表情を浮かべるんだろう。
特別な感情云々は置いておいて、あんなに可愛い人が自分を慕ってきたら……織だってまんざらじゃないんじゃない?
織が私を好きって言ってくれても、ソフィアさんが素敵な人っていうのは変わらない事実だ。
そうすると、なんで織はソフィアさんより私を選ぶのか不思議に思えてきちゃう。
無意識に変な方向へ考えが及んでいっているのに気づき、軽く頭を横に振った。
織に背を向けるように踵を返し、私は佐渡さんのいるデザイン部に足を向けた。
『ウエディングドレスのデザインが、予想外にもソフィアさんに気に入ってもらえたみたいだよ!』と今すぐ声をかけたい。
が、場所を考え踏みとどまる。
本当は直接会って伝えたいけど……とりあえずあとでメッセージを入れておこうか。
そんなふうに考えていたら、織の元にソフィアさんが現れた。彼女は織に駆け寄って、腕を絡めて笑顔を向けている。
ごく自然に隣に寄り添って……彼女はなんて穏やかな表情を浮かべるんだろう。
特別な感情云々は置いておいて、あんなに可愛い人が自分を慕ってきたら……織だってまんざらじゃないんじゃない?
織が私を好きって言ってくれても、ソフィアさんが素敵な人っていうのは変わらない事実だ。
そうすると、なんで織はソフィアさんより私を選ぶのか不思議に思えてきちゃう。
無意識に変な方向へ考えが及んでいっているのに気づき、軽く頭を横に振った。
織に背を向けるように踵を返し、私は佐渡さんのいるデザイン部に足を向けた。



