―――――――放課後 俺たちは屋上に集まった 「睦月くん、自分たちがこの話をするということは、あなたが自分たちの仲に入ることを許可したと言ってもいい。それほど、自分たちの中で大切な話なのです」 「………わかった」 「愛、いいですね?」 「ウチ、後で付け加えるから先に話していいよ」 水城は横を向いて 視線を合わせようとしない そんなに話したくないのか...? 「さて、愛から許可も出ましたし、話しますね」 妙な緊張が走る