「バイトって夕方からだろ?なら学校終わってからでいいんだな」
「いやー…そうでもないみたいで」
慧は苦笑いをして衝撃的な事を告げる
「杏ちゃんさ、北蓮見の生徒なんだってさ」
………えーーーーーーーー!?!?!!!
「は?待てよ。あんな奴いたか?てゆうか…なんでまたココなんだよ」
「んーー泉いわく、この春から通うはずらしいんだけど、来てないみたい。転校生の話なんてあったかな」
「……俺らが知らねーだけ?」
「後、ココがどんな学校か分かってないみたい。関西から来た子だし、烈火のことも知らないみたいだから、しょーがないのかも知れないけど」
いや、そうだとしても
「他にあるだろ」
あいつの保護者はどーしてんだ?こんな高校に娘が入るなんて、考えただけでも嫌だろ
「蓮太郎さんが転入許可したんだってさ」
……あの人の事だ。きっと可愛いからとか、そんな理由で許可したに違いない。
北蓮見の周りにも普通の高校はある。あの女の家から少し離れるが、通えない距離ではない。



