【全巻完結】愛は惜しみなく与う①


「えーーー!朔も可愛いと思うの?慧も可愛い可愛いって言ってたし…なんだよ。ゴリラだぞ」


俺のせいで変な先入観残ってんじゃね?
まぁいいか

俺も響の立場なら、女を嫌いになってる。確実に。
可愛い顔してるからな。
こいつもモテてしまうんだけど

皮肉


「響?タバコ持ってねーの?」

「教室だよー?」

「んだよー。なんかモヤモヤするから吸いたい気分」


戻るの面倒だなー
そう思ってたら救世主が!!!


「響?朔?タバコいらないの?」


慧!!ほんといつもいいタイミング!
火をつけ一服。ふぅーー


「で?話まとまった?」

「うん!一応今日から、杏ちゃん少し護衛がてら見張ることになったよ。すんごい泉は機嫌悪かったけど…

あ、響は一人では見張り行かせないから安心してね」


よかった。そう胸をなでおろす

まぁ泉が響のこと考えてない訳ないか

「今日は、俺と新で行ってみる。なんか杏ちゃんバイトしてるんだってさ。シフトは流石に聞けなかったみたいだけど、場所は分かるみたいだから」