【全巻完結】愛は惜しみなく与う①


「「「「「おはようございます」」」」」



「…はよ」

あ、れ

泉めちゃ不機嫌


「遅かったですね」

「…ああ」

ただ一言そう言い、自分の席に着く

このクラスは殆どが烈火に所属している。残りはまぁ色々事情があり、チームには居ないが、このクラスの大事な一員である。

一年生の時は、1割ほどだが女もいた。所謂、柄の悪い不良高だから、日をますごとに人は減る。

このクラスにも1人女は居るようだが、登校拒否


ま、その方がいいと思う。
なんでこんな普通のやつらがこんな高校にしてしまったのか。


「なーなー!泉!あのゴリラ女はどうなったの?」

響は昨晩の女をまだゴリラ女と呼んでいる。


まぁ、言い出したの俺なんだけど
そりゃなー


あれは誰が見ても可愛い顔だろ

ゴリラとから、かけ離れていて、全員が固まったのは覚えている。

ま、話を聞いてると本当に一人で泉を引っ張っていったみたいだけど。
どこからそんな力が湧いてくるのか。

ほっそい身体だったのに。


それにしても、よく機嫌の悪い泉にその事聞けたな…