大きなテーブルの上には、ご飯やケーキにお菓子が置いてある
「俺と新でご飯作ったんだぜ」
響が飛び跳ねてこちらへくる。せやな。家でも響はよくご飯の手伝いしてくれるもんな
新は、おにぎりが足りないと言い、せっせと再びおにぎりを握り出す
「杏さん!これどうぞ」
拓也や、メンバーの子達が飲み物を持ってきてくれて、倉庫の真ん中に置いてある椅子へ誘導される
あれよあれよと言う間に、あたしの周りをみんなが囲む
そして泉が咳払いをして話し出す
「あーーえっと、改めて…烈火に入ってくれてありがとう。本当にみんなそう思ってる…っていうのを伝えたくて…」
困ったように笑い、あたしの前に来る
「ようするに、杏はもう、みんなの家族ってことだ」
いつものように頭にポンと手を置かれる
ほんま…
「何やねん、改めて…こんなん…嬉しいに決まってるやん。あたしの方こそありがとうって思ってるねんで?」
涙と鼻水が出てくる
これはもう、止まらんわ



