【全巻完結】愛は惜しみなく与う①


ガラっと静かな学校

明日からまた一年、烈火が北蓮見のトップだ。
だからZAQの赤井も、スカルの奴らも、北蓮見では誰も烈火の邪魔をしない

平和やな


「19時まで何するー?買い物行ってご飯作らなあかんのか」


「今日は、晩飯いらない」

「ん?食べへんの?泉だけ?みんな?」


「…今日は大丈夫だ。外食しよう」

ほう、そーか
まぁたまには外食もええもんやな!

外に出て教員用駐車場へ行く

そこに…



「あーーー!泉に杏ちゃん!!」



理事長こと蓮太郎さんがいた


「お疲れさまでーす!」

うっすと小さく泉もあいさつ。ええの?その挨拶で!烈火の先輩やろ?


「やだなーー!れんれんって呼んでいいって言ってんだろ?」


泉の肩に腕を回す蓮太郎さん
れんれんって…

泉の顔は嫌そう。おもしろ


「そんな呼び方しないっすよ。あんたでしょ?ポーカーにしたの」

「あ、そーなん?」

「バレちゃった?毎年烈火がダントツなのも面白くないなぁと思ってさ」


笑顔で語る蓮太郎さんに、泉は溜息