【全巻完結】愛は惜しみなく与う①


泉があたしの腕を見ながらしょんぼりする

何やねん

視線の先のあたしの腕を見ると…
さっき男に掴まれていた腕の部分が赤くなり、少し内出血してる部分がある

そんな強く掴まれてたんか。
抵抗してたから、余計強く掴まれてたらしい



「痛くないし別に大丈夫」



うん。痛くない。すぐ跡も消えるやろ


「やっぱりもう一発くらい、いれてきたらよかった」


いや、一発で伸びきってたし、それ以上はやめてあげて




「おめぇーら、おせーよ!」


みんなの元に戻ると朔がぷりぷり怒る


「ごめんごめん!迷子なってたわ!」


間違いではない。慧をすぐ追いかけてのに、辿り着かなかったから。まだ北蓮見では迷子になる。


ところであと30分もしたら、自由演技が始まる



「はい!これに着替えて!!」


5人に服を渡す

あたしも着替えなきゃ!!


下にキャミと見せパン履いてるし…少し木陰に隠れて着替えようとしたら、後ろから頭をしばかれる


「何すんねん!」


「馬鹿だろ!!外で着替えるなよ!!」