残りの男たちは、ヒェ!と情けない声を出して逃げようとするが、杏ちゃんが男2人の肩を掴む
「あんたら、ほんまにその子のこと、殴らへん?」
ん?
男たちはこれでもか!と言うくらい首を縦に振る。それを聞いてどうするのか、そう思った
けど、やっぱり杏ちゃんは杏ちゃんだった
「ならよかった!あんたも殴られへんみたいやし、あたしも無事やし何よりやな」
そう笑った
怒るところなんだよ?あのまま杏ちゃんが大人しくしていたら、杏ちゃんが何されたか分かったもんじゃない
でも杏ちゃんは、女の子が無事でよかたった。そう言ったんだ
「殴られるのって痛いねん。あんたじゃ耐えられへんからさ。こうやって危ないことする時は、次は、殴られてもええ覚悟してやりや」
ただそう伝える。怒るわけでもなく、ただただ正論を言う杏ちゃん
言い返せないよね
誰かを危ない目にあわせるなら、自分もその覚悟をしなきゃいけない。
杏ちゃんは覚悟している
「責任持って行動せな、あんたが苦しいだけやで」



