【全巻完結】愛は惜しみなく与う①


そして俺は中三になって、烈火の総長がいる、北蓮見を受験した

母さんは気絶しそうになっていたが、父さんは笑っていた


「あの人みたいに、芯を貫けよ」

「うん!わかってる!」


憧れてしまったんだ。俺と父さんも
父さんは俺もお前と同じ年なら、後を追う。そう笑ってくれた


あれから一年たち、北蓮見に入学したその日、烈火の総長がいるクラスへ行った



覚えてる事はないだろうけど、助けてもらったのは俺が覚えているから。



「俺を烈火に入れてください!!!!!」



見た目は不良らしくはない。喧嘩もあの時、殴りかかった以外したことはない。


でも同じ景色を見たかった



周りの怖い顔の人たちは、誰だテメェ。そんな顔



怖い…けど!!


しっかりと金髪の男をみつめる




「ますます親父に似てきたな」




嬉しかった


覚えていてくれたことに


「自分で守りたくなったか?」


そう口角を上げて笑った金髪の男は、どんな人よりもカッコよくて強くて



俺と父さんの憧れの人