「てゆうか…高級マンションか?!」
朔は上を見上げて言う。
たしかに…なんとも厳重そうなマンションだ。
「さっきから人が通らないか見てるけど、全然誰も通らないし、中もオートロックになってる」
今日は日曜日。管理人もおらず、シーンとしたマンションは少し不気味でした。
部屋番号を打つ機械をみると…
「血が付いてますね」
0.1.8に血がついている。
マンションの見取り図をみて、108か801に絞れましたが…
どちらでしょう
悩んでいると、どけ!と朔に押しやられる
「俺の勘だ!801だぁぁ!!」
朔の指は8 0 1を押した。
プルルルルというコールが響く
…居ないのか?
長いコールで諦めようとしたその時、プツとコールが切れる。
「もしもーーーし!居るのはわかってんだよ!さっさとここ開けやがれ」
ちょ、違う家ならどうするんですか!
慧もおい!と小さな声で起こるが、応答はない。応答ボタンではなく、コールが切れた音だったのか?
一度引いて108もコールしようとしたが、朔は引かなかった。



