「なぁなぁ泉大丈夫かな?」
「響も知ってるでしょ?泉は誰よりも強いですよ。それに運もいい。大丈夫です」
だよな。早く探そう響が街に走り出した時
朔は不吉なことを言った。
「案外ピンチなんじゃねーの?」
「朔?どうした?」
「これ見ろよ」
朔が指差すのは地面…
いや…
「これ、血??」
まだ新しいその血は、泉の鞄が落ちていた場所のすぐそばにあった。
なんだか嫌な予感がしますね。
急ごう。2人ずつ別れて探す。
「人目につかないところと言えば?商店街の大通りから少し外れた、裏路地ですかね」
「あの辺だと、そうなるな。まったく!あいつ何やってんだか」
悪態を吐く朔だが、少し焦りも感じる。
まぁ…さすがに血を見るとね。ただの喧嘩っぽくもない気がします。
裏路地を全て回ってみたが、それらしい人も見つけれず…
少し遅かったか?
「あーらーた!こっち!ここに血が垂れて、なんな引きずった跡がある」
その跡は、大通りから外れた住宅街へのびているようでした。



