【全巻完結】愛は惜しみなく与う①



「大丈夫か?」


そう言いあたしを支えてくれたのはフラフラの泉だった。
腰に手を回し、片手であたしをキャッチ

もう片方の手にはお茶の入ったコップ…


「すまない。疲れさせたな。一言もこいつら喋らさないようにするから。お前も早く休んでくれ」


ぐいっと腕を引きあたしを立たせて、泉はソファーへ戻る

「あ、りがと」


そう言うと少し笑って目を閉じた


「杏ちゃん大丈夫だった?ほんと俺たち一言も話さないから!寝なさい」


何故か病人扱いされて、ベッドの部屋に突っ込まれた。
お風呂はいりたかった…
まぁ今日は血を洗った時に入ったしええかな、

5人残して先に寝るのもどうかと思ったけど
布団に横たわった瞬間に、睡魔がきた



なんだ、疲れてたのか


一瞬目の前が白くなってびっくりしたよ


目を閉じる


誰もいないかのようにシーーーンとしている

ふふふ
本当に話さずに静かにしてくれてるんやね。


これで寝れる


洗い物もしてもらったし、何もすることないな




身体いたいなー
力使ったしかな。



おやすみ