【全巻完結】愛は惜しみなく与う①


名探偵だな

確かにこのマンションは最上階が8階で、この8階には部屋はあたしの部屋しかない。

108号室か801号室かは、勘だってさ


血ね…あとで拭いておかなきゃな


そして慧と響は、お皿洗いをしてくれている。まぁ食べさせてあげたし当然っちゃ当然かな。


だって初対面やし


ま、全然なんでもええんやけどねー


泉はコクコクと眠りにつく寸前だ。
新は携帯2台をぽちぽちと操作する。

悪い人たちではないし、ここは任せてあたしは風呂に入ろうかな


「泉?今日はもうここで寝ていいから、早く寝な?あとベッド使っていいよ。あたしソファーで寝れるし」


「それは流石にいい。また明日の朝、包帯だけ変えて欲しい」


そう言いソファーでコロンと転がる
背も高いしソファーから足がはみ出てる…

ま、無理にベッドで寝かせるのもおかしいし、ソファーでええか。


「俺たちもここに泊まっていい?」

「はー?」

「だってひとつ屋根の下で、見ず知らずの男と2人で泊まるの怖くない?!」


いや、見ず知らずの男が5人に増える方が怖いんですけど