【全巻完結】愛は惜しみなく与う①

たとえ東堂財閥が潰れても


でもあたしは頼まない


志木にそんなことをさせて、一生重荷を背負わずことはできひん

ま、これからずっと、志木はあたしの世話係なのには変わりないけど



「そろそろ時間です。ご飯の後、あなたの入ってるチームについて、色々聞きますから覚悟しておいてください」


執事モードに切り替えて、冷たい目で見る

うわーー
チームはいったのバレてるとは思ったけど、この様子やと大方調べとるな…

こわ!


「説教以外なら聞いたるわ」


朝まで怒られそうやし先にゆうとく



そして笑顔を作る
鈴はニコニコしてたから



「お母様?お時間ですわ」



母上の部屋へ迎えに行き、食堂へ一緒に向かう

母上は元々心が弱く病弱的だったが、あの事件後、少し精神が不安定になり暴れ出すことがあった。

しかし経営のカリスマと呼ばれ、東堂をさらに大きくしたのは母上の実力あってのこと。



彼女がいま、居なくなれば
あたしにはこの経営はできない。そうなれば東堂が潰れるのも時間の問題なのだ