【全巻完結】愛は惜しみなく与う①



シーーーーンとなった後

謎にテーブルが笑いに包まれました


え?笑うところ?ちょっと泉の悪口ゆうてんけど。案の定、泉はムスっとした顔してる。

でも4人は大爆笑

あの無愛想だった響も笑っている


えっと…


「杏ちゃん面白い。そうだよね。確かにそうだ」

「財布も携帯もないボロボロの男とか、俺ならマジで見捨てるわ!よく…ブハッ!泉のこと助けてくれたよ」


朔さん?笑いが堪えられてないで?


「泉。鞄は持ち歩いてください。GPS辿って川原に行ったら、あなたの鞄だけしかなくてビックリしたんですから」


GPS…??
すまなかったと泉は小さくいいカレーを完食した。
言った通り薬も飲んだ。
うん
偉いね


GPSや泉が血だらけだった理由は、深く聞かないでおく。
でもひとつだけ気になる


「なんであたしの部屋番号わかったん?」


そう。まさか一部屋ずつインターホン鳴らしたわけではないやろうし。



「あーそれは下の機会に血が付いてたから」


血?

「0.1.8の数字に血が付いていたんで、108か、ら180か801か810の4つしか番号は無くて…

180はそんな部屋数ないでしょうし、建物の地図を見ると、この8階は一部屋しかないみたいですし108号室か、801号室かなと」